DVD「イン・ザ・プール」。
松尾スズキのキャラもさることながら、
患者側のキャラ設定が素晴らしい。
軽く観ることができていい感じだけど、
よく考えるとこのバランス感覚は
かなり絶妙なんではないかと後から評価する。


DVD「博士の愛した数式」。
数学者、ていうだけでも気難しいのに、
その上あの障害を持った博士ににつきあってあげる
小学生って相当すごいと思うんですが。
まったりとしたストーリー展開の上に
数学の話を聞いてると眠くなってしまう。


映画「マリー・アントワネット」。
マリー・アントワネットは悪女か?
それともルイ16世が奇人なのか?
その答えとしてこの映画はどちらもとらない。
宮廷は閉じた世界であり、
その中にいる若き王と王女の目では
国の貧困が見えなかったんだろう。
音楽がその時代の音楽をほぼ無視した
現代的な音楽をつかっていて、
歴史的観点から観るべき、
という強迫観念を消していて良かったです。