2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」読了。 複数の視点からの群像劇は 伊坂幸太郎の十八番。 最後にどんな結実が、と期待しすぎたか、 意外と緩いつながり方で終わった。 しかしこの手の話は全て「街」にみえてしまって、 それはそれで困ったもんだ。 樹なつみ「OZ…

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DVD「東京ゴッドファーザーズ」を観る。 今敏監督作品。 今まで観たヤツよりもキャラがマンガっぽく、 一番アニメっぽい作品だったと思う。 とはいえホームレスが主人公って時点で特殊だが。 親子の関係性をいろんな人の目線でみせて、 総体でそのあり方を定…

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DVD「ぼくのエリ 200歳の少女」を観る。 ヴァンパイア恋愛映画。 基本は少年少女のラブストーリーだけど、 要所要所でスプラッターが炸裂する。 そのバランス加減が斬新だった。 ヴァンパイアの狂気が恋愛の哀しみに変わる。 DVD「千年女優」を観る。 今敏監…

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DVD「9〜9番目の奇妙な人形〜」を観る。 世界が滅びた後に人形が活躍するCGアニメ。 人形やマシンの質感やアクションシーンの動きなど、 実にゲームっぽい感じがした。 内容も悪くはないと思うんだけど、 あと一歩突き抜けたものが感じられなかった。 ゲーム…

DVD「パーフェクト・ブルー」を観る。 「ブラック・スワン」がこれに似てる、 とのことで早速観てみることに。 うん、似てる。 追い詰められていく様はもちろん、 場面ごとのカット割りまでも。 でも「ブラック・スワン」よりも 他者との繋がりを感じる。 そ…

映画「ブラック・スワン」を観る。 怖い。怖すぎる。 どこにいても常に精神的不安がつきまとい、 それが臨界に達すると肉体的な痛みが表現される。 それでもその先に待っているのは、 あくまでも自分自身が望む到達点。

映画「イリュージョニスト」を観る。 「ベルヴィル・ランデブー」の監督最新作。 前作は活劇だったけど、今回は哀愁。 無垢であることは癒されるようにみえて、 その手が離れていくにつれて より深く傷つけていくのだと思う。 切ない。 映画「キッズ・オール…

綱本将也「ジャイアントキリング」(19)購入。 ケガやカード累積で選手がいなくなる様を描くのが シーズンを通して見せる魅力だと思うけど、 なにぶん長くなるよな。 まあのんびり付き合うことに。