映画「ダークナイト」を観る。
前評判があまりにも高くてハードル上がり過ぎ、
それにバットマンなんて全然観てないし、
なんて思ってたけど、それを余裕で超えてきた。
前半はそれでもハリウッド的な絵が見えて、
期待し過ぎたか、とも思ったりしたけど、
後半にいくにつれそれが伏線となってゆく。
ジョーカーの狂気が振幅を増してゆき、
その振れ幅が現実を超えたときに
バットマンの世界観である必然性が整う。
映画全体がジョーカーの狂気を魅せるための
舞台装置になってる感じだった。
ヒース・レジャーという俳優は知らなかったけど、
これが遺作となってしまうとは
やっぱり天才は早くして逝ってしまうのか。