2008-08-18 ■ movie 映画「ダークナイト」を観る。 前評判があまりにも高くてハードル上がり過ぎ、 それにバットマンなんて全然観てないし、 なんて思ってたけど、それを余裕で超えてきた。 前半はそれでもハリウッド的な絵が見えて、 期待し過ぎたか、とも思ったりしたけど、 後半にいくにつれそれが伏線となってゆく。 ジョーカーの狂気が振幅を増してゆき、 その振れ幅が現実を超えたときに バットマンの世界観である必然性が整う。 映画全体がジョーカーの狂気を魅せるための 舞台装置になってる感じだった。 ヒース・レジャーという俳優は知らなかったけど、 これが遺作となってしまうとは やっぱり天才は早くして逝ってしまうのか。