映画「カールじいさんの空飛ぶ家」を観る。
ピクサー最新作。
前作「WALL・E」に続き、オープニングが絶品。
少年時代から老年期までの時間を
台詞ゼロで駆け抜けるシーンだけで
家を飛ばす理由づけをもたせている。
その分、その後の展開に早急さを感じたか。
とはいえ人間を主役に据えた作品はやはり好感触。
次作は「トイストーリー3」だけど、
もうCG技術の制限から生まれた人形劇は
ちょっと時代錯誤かも、とも思う。


映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」を観る。
50代のヘヴィメタバンド・アンヴィルのドキュメンタリー。
うまくいかない負のサイクルが
やるせなさを爆発させる。
でも純粋に音楽に向き合う姿をみると
憎めないし、上手くいってほしいと願わせる。
ラストの日本でのライヴは一時であれ、
見返りとして嬉しかったことだろう。