重松清「星に願いを−さつき断景」読了。
構成がいつもの重松清っぽくなく、
また阪神大震災から始まる物語に今を重ねてしまって、
はじめはちょっと重く感じたけど、
終わってみればいつもの重松清
三者三様、哀しみとともに喜びがある。
とはいえ、やはりその時代には重さがあった。
そして今はそれをさらに上回る時代に生きる。