2011-08-08 ■ book ゴールディング「蝿の王」読了。 読む前は中世ヨーロッパの圧政の物語とか 勝手に思ってたら全然違った。 まるで違って少年漂流もの。 とは言えその中身に子供らしさは無く、 むしろその子供らしさの喪失を描く。 極限状態でのロウとカオスの行方は なんともいえない皮肉な結末。 メガテンもタクティクスオウガも こういう下敷きがあったんだろうな。