DVD「グーニーズ」を観た。
ぐおー、懐かしいー。
シンディ・ローパーの歌、
屋根裏から宝の地図とコイン、
寂れたレストランから洞窟へ、
落ちる岩、コインの光る滝、
髑髏のパイプオルガン、海賊船…
観なくても評価は分かってた。
子供のころは振り切れる程の最高傑作、
だが今みると粗がみえてくる。
でも粗がみえたからといって、
僕は点数を下げない。
マイキーと同じ歳でこの映画を観たのは、
最高の幸福だったと思う。
そのマイキーも今やデブのホビット
歳をとるわけだ。


重松清「ナイフ」読了。
いじめを題材にした短編集。
僕はこの作品に出てくる親子の
ちょうど中間あたりの世代と思うんだけど、
今のいじめってやっぱこうなんかなあ。
僕らの世代にここまでがなかったのか、
田舎だったからなかったのか。
唯一時代設定を古くしてある
「エビスくん」は爽やかだった。